○横浜国立大学大学院都市イノベーション学府規則
(平成23年3月24日規則第39号)
改正
平成24年3月30日規則第105号
平成25年3月28日規則第51号
平成26年3月31日規則第56号
平成27年1月22日規則第4号
令和3年3月29日規則第30号
令和4年3月30日規則第49号
令和6年2月26日規則第16号
令和7年3月28日規則第44号
(趣旨)
第1条
この規則は、横浜国立大学大学院学則(平成16 年4 月1 日規則第202 号。以下「大学院学則」という。)第11条及び第12条の規定に基づき、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府(以下「学府」という。)における各専攻の授業科目、単位数、履修方法等について定めるものとする。
(授業科目及び単位)
第2条
学府における各専攻の授業科目及び単位数は、学府教授会(以下「教授会」という。)の議を経て、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府長(以下「学府長」という。)が別に定める。
2
学府における授業科目の1単位当たりの授業時間は、次のとおりとする。
(1)
講義については、15時間の授業をもって1単位とする。
(2)
演習については、30時間の授業をもって1単位とする。
(3)
実験及び実習については、30時間の授業をもって1単位とする。
ただし、教育上必要と認める場合には、実験及び実習の一部については、45時間の授業をもって1単位とすることができる。
(4)
講義、演習、実験又は実習のうち2以上の方法の併用により行う場合の単位数の計算方法については、大学院設置基準(昭和49年文部省令第28号)第15条の規定に基づき、当該授業の方法の組合せに応じ授業時間数から単位を算定する。
(指導教員等)
第3条
博士課程前期の授業及び学位論文の作成等に対する指導(以下「研究指導」という。)を行うため、学生ごとに指導教員(責任指導教員及び指導教員各1人)を定める。
2
博士課程後期の授業及び研究指導を行うため、学生ごとに指導教員(責任指導教員1人及び指導教員2人)を定める。
3
前項の指導教員は、指導委員会を組織する。
4
指導教員及び指導委員会に関し必要な事項については、教授会が別に定める。
(教育方法の特例)
第4条
教授会が教育上特別の必要があると認める場合には、夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の適当な方法により教育を行うことができる。
(履修方法)
第5条
学生は、指導教員の指導により、別表に定める所定の単位数以上を履修しなければならない。
(長期にわたる課程の履修)
第6条
学生が、大学院学則第14条の規定により長期にわたる課程の履修を希望するときは、別に定めるところにより、学府長に願い出て、許可を受けなければならない。
(他の大学院等の授業科目の履修)
第7条
学生は、教授会の議を経て、他の大学院(外国の大学院を含む。以下同じ。)及び本学大学院の他の研究科又は学府の授業科目を履修することができる。
2
前項の規定により履修した授業科目について修得した単位は、15単位を限度として課程修了の単位として認めることができる。
3
第2項、第8条の2第2項で修得したこととみなすことができる単位は、大学院学則第12 条の3第1項及び第13条第1項の規定により修得した単位数と合わせて20単位を超えないものとする。
(他の大学院等の研究指導)
第8条
学生は、教授会の議を経て、他の大学院又は研究所等(以下「他の大学院等」という。)において研究指導を受けることができる。
ただし、博士課程前期の学生について認める場合には、当該研究指導を受ける期間は、1年を超えないものとする。
2
前項の規定により、他の大学院等で受けた研究指導は、課程修了に必要な研究指導の一部として認めることができる。
(休学期間中の外国の大学院における授業科目の履修)
第8条の2
教育上有益と認めるときは、学生が休学期間中に外国の大学院において履修した授業科目について修得した単位を、教授会の議を経て、大学院における授業科目の履修により修得したものとみなすことができる。
2
前項の規定により修得したものとみなすことのできる単位数は、第7条第2項の規定により修得したものとみなすことのできる単位数と合わせて15単位を超えないものとする。
(修了要件)
第9条
博士課程前期の修了要件は、当該課程に2年以上在学し、別表に定める単位数以上を修得し、修了に必要な授業科目においてGPA(Grade Point Average)2.0以上を満たし、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士課程前期の目的に応じ、当該課程の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び最終試験に合格することとする。
ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者で、教授会の議を経て学府長が認めたものについては、当該課程に1年以上在学すれば足りるものとする。
2
前項の規定にかかわらず、第6条の規定により長期にわたる課程の履修を認められた者の博士課程前期の修了要件は、当該履修期間在学し、別表に定める単位数以上を修得し、修了に必要な授業科目においてGPA2.0以上を満たし、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士課程前期の目的に応じ、当該課程の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び最終試験に合格することとする。
3
博士課程後期の修了要件は、当該課程に3年以上在学し、別表に定める単位数以上を修得し、修了に必要な授業科目においてGPA2.0以上を満たし、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び最終試験に合格することとする。
ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者で、学府長が認めたものについては、当該課程に1年以上在学すれば足りるものとする。
4
第1項ただし書きの規定による在学期間をもって博士課程前期を修了した者の博士課程後期の修了要件は、前項ただし書中「1年以上」とあるのは「3年から当該課程における在学期間(2年を限度とする。)を減じた期間以上」と読み替えて適用する。
5
前2項の規定にかかわらず、第6条の規定により長期にわたる課程の履修を認められた者の博士課程後期の修了要件は、当該履修期間在学し、別表に定める単位数以上を修得し、修了に必要な授業科目においてGPA2.0以上を満たし、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び最終試験に合格することとする。
6
他の大学院において標準修業年限1年以上2年未満とした修士課程、博士課程前期又は専門職学位課程を修了した者の博士課程後期の修了要件は、第3項ただし書中「1年以上」とあるのは「3年から当該1年以上2年未満の期間を減じた期間以上」と読み替えて適用する。
7
学位論文の審査については、横浜国立大学学位規則の定めるところによる。
(学位論文の提出時期)
第10条
学位論文は、学府が別に定める期間内に提出しなければならない。
(雑則)
第11条
この規則に定めるもののほか、学府に関し必要な事項は、学府長が別に定める。
附 則
この規則は、平成23年4月1日から施行する。
附 則(平成24年3月30日規則第105号)
この規則は、平成24年4月1日から施行する。
附 則(平成25年3月28日規則第51号)
この規則は、平成25年4月1日から施行する。
附 則(平成26年3月31日規則第56号)
この規則は、平成26年4月1日から施行する。
附 則(平成27年1月22日規則第4号)
この規則は、平成27年4月1日から施行する。
附 則(令和3年3月29日規則第30号)
1
この規則は、令和3年4月1日から施行する。
2
令和3年3月31日に現に都市イノベーション学府に在学する者(以下この附則において「在学者」という。)並びに博士課程前期においては、令和3年4月1日から令和4年3月31日の間、博士課程後期においては、令和3年4月1日から令和5年3月31日までの間に在学者の属する年次に再入学、編入学及び転入学する者に係る他の大学院等の授業科目の履修については、改正後の大学院都市イノベーション学府規則第7条の2、第7条の3及び第8条の2の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附 則(令和4年3月30日規則第49号)
この規則は、令和4年4月1日から施行する。
附 則(令和6年2月26日規則第16号)
この規則は、令和6年4月1日から施行する。
附 則(令和7年3月28日規則第44号)
この規則は、令和7年4月1日から施行する。
別表(第5条、第9条関係)
博士課程前期 建築都市文化専攻 建築都市文化コース
授業科目
修得必要単位数
共通科目
6単位以上
実践教育科目
スタジオ科目
4単位必修
長期インターンシップ科目
専門教育科目
講義科目
8単位以上
演習科目
8単位必修
以上合計
(26単位)
上記以外の必要修得単位
4単位以上
合計(修了に必要な単位数)
30単位以上
博士課程前期 建築都市文化専攻 建築都市デザインコース(Y-GSA)
授業科目
修得必要単位数
共通科目
6単位以上
実践教育科目
スタジオ科目
24単位必修
長期インターンシップ科目
以上合計
(30単位)
上記以外の必要修得単位
※Y-GSA副専攻プログラム対象科目から10単位以上
合計(修了に必要な単位数)
30単位以上
博士課程前期 建築都市文化専攻 横浜都市文化コース(Y-GSC)
授業科目
修得必要単位数
共通科目
6単位以上
実践教育科目
スタジオ科目
8単位必修
長期インターンシップ科目
専門教育科目
講義科目
4単位以上
演習科目
8単位必修
以上合計
(26単位)
上記以外の必要修得単位
4単位以上
合計(修了に必要な単位数)
30単位以上
博士課程前期 都市地域社会専攻 都市地域社会コース
授業科目
修得必要単位数
共通科目
6単位以上
実践教育科目
スタジオ科目
4単位必修
長期インターンシップ科目
専門教育科目
講義科目
8単位以上
演習科目
8単位必修
以上合計
(26単位)
上記以外の必要修得単位
4単位以上
合計(修了に必要な単位数)
30単位以上
博士課程前期 都市地域社会専攻 国際基盤学コース(IGSI)
授業科目
修得必要単位数
共通科目
6単位以上
実践教育科目
スタジオ科目
8単位以上
長期インターンシップ科目
専門教育科目
講義科目
8単位以上
演習科目
8単位必修
以上合計
(30単位)
合計(修了に必要な単位数)
30単位以上
博士課程前期 都市地域社会専攻 インフラストラクチャー管理学コース(IMP)
授業科目
修得必要単位数
Specialized Courses
18単位
Practicum and Internship Program
4単位
Practical Project Learning
2単位
Seminars
2単位
Research & Guidance Ⅰ・Ⅱ
4単位
以上合計
(30単位)
合計(修了に必要な単位数)
30単位以上
博士課程後期 都市イノベーション専攻
授業科目
修得必要単位数
実践科目
6単位必修
特論科目
6単位以上
特別研究
8単位必修
合計(修了に必要な単位数)
20単位以上